「……いつまでも手玉に取られてやると思うなよ」

狸の尻尾を掴むつもりが、気付けば奴に彼女との関係を引っかき回されて終わった休日。
このままでいられるかと秘密裏に追及を進めた俺は、
ついにあの男が組織に仇なそうとする存在であるという確証を得た。
Millefioreの権力を象徴する、高校生離れした規模のアジトの一室。
なめた小蠅に狂わされた軌道を修正するべく、次の一手を考える――。







たまゆらの空白劇。





「このままで、いいわけないのに……」

あれから数日。偶然に偶然が重なって生まれたとんでもない誤解は解けないまま。
学校に行って、授業を受けて、お弁当を食べて、放課後は友達と寄り道もして。
いつも通りの日常を過ごしてはいるけれど。
そんな一日の間中、どこよりくつろげるはずの家にいる今も、頭の中のもやが晴れない。
あの人のことを想うだけで甘い気持ちが胸に広がる。ほんの少し前までそうだったはずなのに。







うたかたの止まり木。





幕間のプチイベント!
詳細な目的や計画こそ判然としないものの、ついにリッピが敵であることを突き止めたキャラ。
裏で蠢く思惑など知るはずもなく、膠着した状況の中で惑う女の子。
サードミッションを終え、未だ恋に行き詰まるみんなの様子を1記事のソロールで描いていただきます。
男の子の舞台はアジト、女の子の舞台はご自宅。時間帯の設定はご自由にどうぞ!
それぞれ「hideout」「neighbor」の掲示板に一人ずつ新規を立てる形でご活動くださいませ。
期間は6月5日、6日の2日間。
いよいよ佳境のフォースミッションを前に、一人一人の「今」をお見せください!