降臨せしは百蜜(ミルフィオーレ)を統べる天空の白き支配者!
悪戯に艶めくアメシスト(ひとみ)は億万世界(パラレルワールド)を識るかの如く――


 びゃくらん
白蘭
君の言葉1つで、僕はうっかり彼を消しちゃうかも。 …なんちゃって!ところで、ねえねえ、僕の事 好き?
 GRADE  // 3年      SEX  // ♂      BIRTHDAY  // 明日
 HEIGHT  // 177cm      BLOOD  // 秘密      LOVE  // 藤澤千花枝
 LIKE  // マシュマロでしょ、ミルフィオーレの皆も。ユニちゃんに、世界とか。
 DISLIKE  // 特にないよ

CHARACTER

頭脳明晰、文武両道、才色兼備かつ出所不明とはいえ羽振りも良い、天からの恵みを3つも4つも併せ持つ白蘭という男は、しかしそれらとは全く別の理由によって全校生徒の知る所となっている。不良グループ”Millefiore”―ほぼ全校生徒より恐れられている集団を結成し現在の地位まで上り詰めた男こそが、白蘭である。ただ、本人はそんな肩書きに拘って居る様な素振りを見せた事はなく、最凶だと謳われる集団を統べているとは思えぬ程に他人に対してフランクで、言葉を選ばなければ図々しく馴れ馴れしい。人見知りと言う事をせず、不良とは縁の無い単純なクラスメートという間柄の生徒にもごく自然に話し掛け、部下である下っ端の戦闘員に対しても気軽な態度を呼び掛ける垣根の無さは、恐らく少々の畏怖を含んではいるだろうが、基本的には好意的に受け取られ嫌がられる事は少なく、幅広い学年性格の生徒達に受け入れられているのも確かな事実である。その事からも分かるように処世術には長けており、基本的には無害で友好的な態度を他人に対して取っているのが常の事。あまり感情を昂ぶらせることはなく、近しい人でも白蘭が本気で怒った所を見たことがある人は多くない――が、それは決して白蘭が怒らない聖人君子のような人だからではなく、寧ろ真逆の、他人の事を基本的に対等とは思っていないからに他ならない。全力を出して狩りたいと思える兎にも未だ出会えておらず、白蘭にとっては日々の抗争などは、爪を出さぬように前足でいたぶってはその反応を見て楽しむ様な、その程度にしか思っていない。見事なまでの性格のゆがみぶりはその恋愛観にも色濃く反映されており、その愛情表現はお世辞にもストレートで高校生らしいとは言えず、どちらかと言うと捻くれた性格の悪い方法を好みがちである。