窮鼠は人知れず爪を砥ぐ(ボーイズビーアンビシャス)―― 今こそ解き放て、抑圧鬱屈大爆発(モラトリアムエクスプロージョン)!


 いりえ しょういち
入江 正一
や、やっぱりちょ、…ちょっと待って!言いたいことがあ、った…気がしたんだけど、 …すみません。
 GRADE  // 2年      SEX  // ♂      BIRTHDAY  // 12月3日
 HEIGHT  // 173cm      BLOOD  // A型      LOVE  // 加野祈
 LIKE  // 音楽、ハイテク文具、書店巡り、プログラミング、方程式、ランチパック
 DISLIKE  // 計算外、管理職、年上の女性一般、ミルフィーユ、アネモネ

CHARACTER

ぱっと見でインドア派を悟られる大人しそうな容貌。多少寝坊が多い以外はきっちり授業に参加し、放課後は予備校にも通う。私服でさえいればあまり冴えない優等生といった印象を与えるだろう入江正一。その純白のブレザー姿を目の当たりにしているクラスメイトのほとんどにすら組織の中では下っ端も下っ端の存在と思い込まれているが、実態はMillefioreの参謀の一人。作戦によっては指揮官も担う中核メンバーである。強面揃いの部下たちにも淀みなく的確な指示を下す姿は教室での入江からはかけ離れたもの。その判断力と知能は不良集団の確かな武器となっている。とは言えそんな副官としての顔が入江の本性かと言えばそれもまた否。元々は見た目通りの目立たない、土壇場に弱い少年であるからして、何の間違いか組織の一員となってしまった今もアクの強すぎるリーダーとメンバーたちに挟まれながら常に胃痛を抱えている。組織内の資金運用や備品管理、作戦展開などについてなどの神経質さは一級品だが、私生活は結構ずぼら。一旦夢中になったことには衣食住を構わずのめりこみがちで生活はもっぱら不規則になりがち、結果ふと気付くとぐしゃぐしゃの頭で目の下に真っ黒のクマを作りながらバランス栄養食の残骸に囲まれている状況に陥りがちというだらしなさは、研究者気質という言葉でまとめられるだろうか。前述の通り基本的には摩擦を好まず日影に潜んでいたいタイプであるものの、時にキレると何をしでかすか分からない危うさ、また時に周りの度肝を抜くような大胆すぎる行動を天然で取る底知れなさも併せ持つ。自覚的にも無自覚にも二重三重の皮をかぶった複雑構造の現代っ子。当然ながら異性受けの良い方ではなく、恋愛への耐性もほとんどない。