御心捧げるは罪深き愛しいあの人(レオくん)の為
力無き者(オトメ)に与えられし恋の力(ラブパワー)はただ今、最大出力(フルパワー)中!


やの かりん
矢野 かりん
ひ、い!ああああ、ごめんなさいごめんなさい、あの、!いい、命だけはお助け、くだ、さい…!
 GRADE  // 2年      SEX  // ♀      BIRTHDAY  // 6月17日
 HIGH  // 154cm      BLOOD  // O型      LOVE  // レオナルド・リッピ
 LIKE  // れ、レオ、くん!あとプリンとお菓子と猫と…で、も!一番、レオくん!
 DISLIKE  // お化け、虫、雷、辛い物、怖い人……み、ミルフィオーレの、人達…!

CHARACTER

一見、何処にでも居そうな極々普通と言える少女、其の名は矢野かりん。両親や祖父母の愛を一身に受けて何不自由無く育てられた筈の矢野家の一人娘は、いつの間にやらチキンハートを抱えた臆病な泣き虫の性格に形成されてしまったらしい。元々気の弱い性格で、人見知りが激しいからか母親の後ろにばかり隠れて いた幼少期。勿論そんな性格では幼稚園に入園した時も、小学校に入学した時も母親が居ない其の環境には何度と泣き喚き周囲を困らせた思い出もある。不安な学校生活、激しい人見知りの所為で友人も中々出来難かったからか、今では常時縮こまり乍のへっぴり腰が通常姿勢となり、周囲の顔色ばかりを窺うよう、肩に力が入り緊 張の糸張り詰めた毎日にただただ願うは自らの平穏の毎日である。故に校内でも有名となる不良チームなんて目を合わせる処か存在すら自身の中ではシャットダウンするのは、一種の自己防衛。二つ口目には謝罪の言葉が飛び出してしまうのもそんな彼らと不運にも遭遇してしまった時の自己防衛対策であると言うけれど、其の口癖 は今に始まった事ではないのだから此の話には酷く矛盾がある―其れだけ、例の不良チームを敬遠していると云う事だろうが。そんな矢野、びびりだからこそか、人の優しさに弱く、其れが異性となればうっかり胸トキめかせてしまうのは少ない話では無い。とは言え、今では「レオくんレオくん」と以前優しくされた同級生に心奪 われて、だけど自ら声を掛ける度胸は無いのだからただただ遠くから熱視線を送って見詰める日々は言い方を変えればストーカーとも違わない。別段多くは望まない、ただ今は彼を想い、平穏に過ごせる此の幸せな生活が長続きする事を願うばかりである――まさか尤も敬遠する不良チームの一員に想いを寄せられている事など、今 は知る由も無く。